2021年9月28日火曜日

栄養士のつぶやき



10月、涼しく爽やかな季節になりました。

マスク生活も1年半、ワクチン接種も進み コロナの第5波は何とか落ち着きそうですね。


  今回は秋の食材でカリウム(K)に注目し、1日の目安量やカリウムを抑える調理の工夫などをお伝えします。

「1日のカリウム摂取量は1800㎎以下に抑えましょう」

 <秋の食材の例>

 栗3個(50g)=210mg    サツマイモ(50g)=400㎎

 かぼちゃ(50g)=400mg   里芋  (50g) =240mg

 キノコ類(1/3袋)=100mg  柿 1個(200g) =400mg

 ほうれん草(茹100g)=500mg  <50gは卵1個位の量です>

「調理の工夫」

① 食材に含まれるKは水に溶けだす性質があります。水に晒したり 茹でこぼしを行いましょう。(お湯をかけるだけでは 効果が少ないです)

② 食材は細く切る 小さく切る等 水に触れる面を多くしましょう。

③ 炒めたり、煮たりする時の野菜も 下ゆでしてから調理しましょう。

④ 少量でも満足感のある かき揚げや天ぷらは お勧めです。

⑤ 鍋物の煮汁はKがたっぷりです、雑炊等の食べ過ぎに注意しましょう。

食欲の秋!と言いながら気を付けることばかり・・ストレスですよね。

そのストレス栄養士にぶつけて下さい、お待ちしています。


                  北川クリニック 栄養士



透析施設をお探しの方は、

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