透析について 北川クリニック 坂東秀夫
【透析療法の現状】
年々増加しており2013年末時点で31万人に及びます。原疾患として糖尿病、慢性糸球体腎炎、腎硬化症が多く腎硬化症が増えてきています。透析患者さんの導入平均年齢は68.7歳、患者さんの平均年齢は67.2歳です。当院では91歳の患者さんもおられます。
【腎臓の働き】
・余分な水分の除水・老廃物の排除・造血ホルモン・カルシウム吸収・アミノ酸などの代謝 等多くの働きを有します。
【透析療法とは】
・腎臓の代わりを人工臓器で行います。「ダイアライザー」という細かいストローの中を血液が流れる事で水や老廃物を除去します。透析を行うにはシャント(動脈と静脈を吻合した血管で穿刺を行う部分)を作成する必要があります。
【透析患者の注意】
体重増加(1日の体重増加を体重の1~2%に抑える事が目標)、食事や水分制限による便秘、透析アミロイドーシス(尿毒素が体内に蓄積)
【透析の歴史】
1854年透析の原理を発見、1945年世界で初めて透析で延命される、内シャントの登場により透析が普及、1960年外シャント(チューブを血管に吻合し体外に出す)の発明、1966年内シャントの考案
腎臓のことなら北川クリニックへご相談ください。
透析施設をお探しの方は、
透析を受ける患者様にとって日々の健康づくりは、非常に大切なことです。
治療だけではなく、病気の予防や生活の中での健康増進についても
一生懸命お世話させて頂きます。
「健康を守り、いつまでもお元気に」それが私たちの願いです。
2015年10月9日金曜日
患者さんの要望により、ロータリークラブで透析の予防や腎臓病について話してきました。
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