2018年7月2日月曜日

第63回 日本透析医学会学術集会・総会で発表をしました。




日本透析医学会学術集会・総会


 平成30年6月29日から7月1日まで神戸ポートピアホテル及び神戸国際会議場にて今年度の日本透析医学会が開催されました。


 今回、北川クリニックの発表は、真面目一筋のベテラン看護師 野口 雅美さんが「当院におけるフットケアの取り組み」という題目で発表しました。


 約3年前よりフットケアを実施しており患者さんの足に問題が生じると入院したり、生命予後に関わる事例があった為にフットケアの重要性を痛感しています。


 月に1度患者さんの足をチェックすることで、いろいろな問題が散見されます。


 今回の発表内容には、下肢の血行不良や近年注目されている爪白癬(爪の中に水虫の菌が入っている)の薬物治療の効果などが取り入れられていました。


 爪白癬では、爪が変形したり肥厚して爪が切りにくくなりニッパーなどを使用しなければならないようになってしまうので、大変厄介です。


 早期に対応することで変形や肥厚が予防できるので、日頃のチェックが重要になってきます。


 もし、爪で気になることがあれば、北川クリニックのスタッフに声をかけてください。


 話を元に戻しますが、発表会場は約1000人が入るぐらい大きな会場でした。


 午後2時から第一番目の発表になっていたので野口さんの顔に緊張がはしっていました。


 しかし、発表が始まると堂々とした話し方で声も大きく、約7分の発表があっという間に終わりました。


 会場からの質問はなく、座長から「高齢者に対するフットケアでの対応で注意点などありますか?」と質問があり、共同発表者でもある、院長の丸山先生が、「高齢者患者においては、連絡ノートや電話などで患者家族と密に連絡をとっています」と答えられて質疑応答の時間が無事に終わりました。


 次回は、9月2日に大阪透析研究会が開催されます。来年度の日本透析学会は横浜であるのでたいへん楽しみです。



                              北川クリニック 看護師長 坂東 秀夫





透析施設をお探しの方は、

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